『万物調和六章経』の功徳で癌が消えた話
様々な「奇跡」話をすると、世の中には「胡散臭い」と思う人もいるのですが、実際には世の中には一見「奇跡」のようなことは、山ほどあります。
皆様の中にも周囲の人が、或いは自分自身が「奇跡的に助かった!」というような体験をしたことがある人は、決して少ないとは言えないと思います。
私がかつて修行していた宝蔵神社の再興の祖である光明思想家・谷口雅春先生についても、そのような「奇跡」譚は多くありました。
実は、私の遠い親戚にあたる田中静壹大将も、谷口雅春先生の著した聖経である『甘露の法雨』を手にして奇跡的に宮城事件(大東亜戦争継続派によるクーデター未遂事件)を鎮圧したことがあります。
『甘露の法雨』は『妙法蓮華経』の内容を万教帰一の観点から現代語に著したもので、キリスト教や神道の信者にも通用するように「仏」を「神」と書いたりしていますが、その説く真理は一緒ですので、田中大将も『法華経』と『甘露の法雨』を死ぬときまで常に身に着けていました。その話はまた機会がありましたらこのブログでも書こうと思います。
さて、今の宝蔵神社では『甘露の法雨』と並んで『万物調和六章経』と言う、こちらは口語調のお経も使っています。
最近、ネット上で「『甘露の法雨』には様々な功徳があるが、『万物調和六章経』や『観世音菩薩讃歌』にはそのような功徳は無いではないか、むしろこれらのお経をあげると逆に不幸になった者もいる」等と言う方が居られます。
そういう人は、「真理」ではなく「功徳」を求める、誠に自分勝手な信仰者であると言わざるを得ないのですが、かと言って人間はやっぱり「幸せになりたい!」という欲求は持つものであり、それ自体は間違った欲求とは言い切れません。
ただ、『万物調和六章経』や『観世音菩薩讃歌』による奇跡が無いというのは、それは一部の方による悪意ある印象操作でして、『万物調和六章経』や『観世音菩薩讃歌』の読誦によって不幸になるどころか、却って幸福になった方もいるのであります。
先日、令和2年7月号の『発祥の光』と言う、兵庫の光明思想団体の機関紙が届きましたが、そこにも『万物調和六章経』による「奇跡」としか言いようのない話が載っていました。
『発祥の光』にはその方の実名と住んでいる地域が載っているのですが、紙媒体とネット上とではプライバシーの基準が異なりますから、ここでは播磨地方在住のYさんとして紹介させていただきます。
Yさんは今年2月に食道癌が見つかりました。Yさんには年老いた母と叔母がおり、親よりも先に死ぬわけにはいかない、どうしたらよいものか、と地元の光明思想家の先生に相談しました。
すると、その光明思想家の先生は「『万物調和六章経』を毎日、読誦されたらいいですよ」とYさんに教えました。
それからYさんは毎日、暇さえあれば『万物調和六章経』を読誦されていたそうです。
そしていよいよ、癌を切るための手術をする日になりました。食道癌なので麻酔をかけて手術台に載っていたのですが、麻酔が切れて起こされた後、お医者さんにこう言われたのです。
「2月に確かにあった癌が見つからない!」
それで検査をした後、このまま帰っても良いということになって、付き添いの子供たちも何が何だか別が判らないまま、コロナが広まっていることもあり慌ただしく帰宅した、と言います。
「癌が消える!」と言うのは、中々信じられない話ではありますが、このような奇跡が世の中には度々起きています。
『万物調和六章経』の読誦によってもこのような奇跡が起きたと言う話は、とても有難い話であると思います。