衝撃の記事を見た。tapir様の投稿である。引用する。
陰謀論の火付け人は「谷口雅春著作編纂委員会」だった (30066) |
- 日時:2020年07月02日 (木) 21時36分
名前:tapir
「ユダヤ民族の守護神と日本民族の守護神との戦い」の火付け人は、なんと「学ぶ会」の御用出版社、(株)光明思想社の「谷口雅春著作編纂委員会」でした。
同社出版の、『古事記と日本国の世界的使命』の「編者はしがき」から引用します。
“本書に言う「ユダヤ民族の守護神と日本民族の守護神との戦い」(一六三頁)は、本質的には現代も続いているのであって、その点誤解のないようにお願いしたい。”
(「編者はしがき」『古事記と日本国の世界的使命』p5、責任編集 財団法人 生長の家社会事業団 谷口雅春著作編纂委員会、光明思想社)
千葉教区青年会会員様が、水戸黄門さまの印籠のごとくふりかざしているのは、誤解しなかった素直な(愚直な?)「学ぶ」誌の寄稿者である中村晃生氏の文章であり、まさに、上記の一六二頁~一六三頁からの引用です。
つまり、“「ユダヤ民族の守護神と日本民族の守護神との戦い」が、本質的に現代も続いている”との妄言の火種は、「谷口雅春著作編纂委員会」の「はしがき」だったのです。
ということは、「谷口雅春先生を学ぶ会」の中にも、谷口雅春先生が説かれた真理として、この「ユダヤ民族と日本民族の守護神の戦いが現代も続いている」の思想が、脈々と受け継がれ、語り継がれているのでしょうか。びっくり仰天です。
「ユダヤ民族の守護神と日本民族の守護神の戦いが現代も続いている」ことを信じていたら、「和解」も、大調和の神示もふっとんでしまうのは、当然です。
編集者としてあまりにもひどすぎる、谷口雅春先生の評判をおとしめるのにも、限度と云うものがあります。
良識ある編集者なら、2020年の現代とまったく情報量の異なる中で、日米開戦の年である昭和16年(1941年)に、世間一般に流布していた話題を元に書かれたという、時代背景を十分に説明して、「戦後の谷口雅春先生は、こういう御見解ではなかった」と、谷口雅春先生への尊敬を込めて、ていねいに説明するのが、正しい仕事の仕方でしょう。
こうして千葉教区青年会会員様のような、時代錯誤の、世間から浮き上がった人間を育成するのが、「学ぶ会」の目的なのでしょうか?
「谷口雅春著作編纂委員会」は、「谷口雅春著作 偏見・産出 委員会」に、名称変更されたらよいと思います。
あまりにも知恵が無さすぎます。
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これは最早「知恵が無い」というレベルを超えているのではないか。
このような文章を読むと、誰もが「谷口雅春と言うのは、ネオナチも真っ青の反ユダヤ主義の陰謀論者だったのか!」と、勘違いするに相違ない。
怖ろしいことである。言うまでもなく、大聖師の教えはそのようなものではない。
この「谷口雅春著作編纂委員会」の人間は、私よりも信仰暦が長いはずである。つまり、無知なのではない。判っていて、わざと、悪意を持って、大聖師の御教えを改竄しているのだ。
反ユダヤ主義の陰謀論者が編纂したテキストを出版し、その為に裁判までした光明思想社(=学ぶ会)も、大聖師の御教え改竄の共犯者である。