生長の家正統派青年のブログ

生長の家青年会一信徒の個人のブログです。正統な宗教法人「生長の家」は1983年に自民党と訣別し、2016年以降は全ての国政選挙で自民党不支持を訴えています。ブログ記事の文責は教団ではなく私個人にあります。

おいおいマジかよ・・・

 最初に独り言を。

 石田圭介という方がおられる。私はこの方の著書を読んだことは無いが、聞くところによると、例えば津田左右吉天皇陛下を崇敬していたこととかを肯定的に取り上げる本を書いたりしていたそうなので、ちょっと面白い視点の方である、そのような方の本を一度読んでみたいものだ、と思っていたのであった。

 さて。

 「谷口雅春先生に帰りましょう」なる掲示板がある。もっとも、この掲示板は「教団が『大日本帝国憲法』の復原・改正を言わなくなったら、谷口雅春先生の時代に帰って『大日本帝国憲法』の復原・改正を実現させてやる!」というような掲示板では無く、様々な詭弁を弄して安倍晋三元首相と岸田文雄首相に中心帰一!日本会議断固支持!」掲示板であって、明確に『大日本帝国憲法』の復原・改正を否定しており、さらには、管理人からルソーだのシンデレラだの一般意志だのの話を聞かされる・・・と思いきや、その記事は削除されていた。

  その管理人の思想が本当の保守主義モンテスキュー流の古典的保守主義)かは疑問があるが、それ以上に、安倍晋三元首相のような保守の仮面を被った左翼のスパイの可能性の方が重要である。

 さて、この管理人が誰かは不明であったが、学ぶ会の会員であっても幹部ではない、ということがこれまでのやり取りから判っていた。

 そのような中、こんな文章が出現した。

管理人は今までに本(単著)を四冊上梓して、その一冊は日本教文社の出版です。

また、専門の分野(人文系。憲法学ではありません)では都の西北にある私立大学の反日左翼の有名な教授の名前と文章を単著の中で取り上げて、

その教授への批判と自分の考えを明示した上で、その都の西北の大学の教授と大学図書館にその単著を郵送したことがあります(反論はいただけませんでした)

管理人のその専門分野は99%がリベラルor左翼の研究者なのですが、その学会の専門誌(岩波書店発行)の「研究史」が管理人の主張を「最新の研究動向」の中で取り上げて、

戦後の研究は、(千九百)五十年代までの研究に見られた天皇主義~をいかに克服するかを一つの重要な課題としてきたが、(千九百)九十年代に入って、逆に(管理人から)さらにラディカルな天皇主義~が提示されたということになるだろう。

こうした研究史を踏まえて、これから(この研究)に着手しようという人によって、今後、どのような~が描かれるのか、非常に興味深いところである。(カッコ内は引用者。波線部の本文は省略)


と、(おそらく気に食わないのだろうけれども)管理人の論文を評価していただいたこともあります。この文章が「研究史」の最後の部分なのです。

bbs6.sekkaku.net 

archive.md

  こここで「単著」を四冊も出している、ということで、一気に管理人が誰であるのか、が絞られるようになった。

 こういう時、身バレを防ぐためには「編著や共著も含めますと・・・」と言えば、個人の特定はほぼ無理である。ある研究者の編著や共著も含めた正確な著作数など、最近はCiNiiで大分簡単にはなったものの、調査はかなり難しい。

 ところが「単著」が四冊、ときた。その内、少なくとも一冊は人文系の専門であり、恐らくは国文学かその周辺である。

 そして、一冊だけ、日本教文社から本を出している。その一冊は、編著や共著では、無い。

 日本教文社から本を出した人は絶版書も含めると多数いるが、その中で存命の方となると限られる。さらに国文学かその周辺の分野で専門書を出している方となると、さらに絞られる。

 そして、単著の数が合計四冊、である。

 編著や共著は除外して数えるのは容易ではないが、少なくとも単著は国会図書館に著者名とリンク付けて掲載されているので、そこから編著や共著と判ったものを除外して四冊だけ残る方を探せばよい。

 ・・・管理人が誰か、判ってしまったかもしれない。

 ・・・マジかよ、そんなオチ、ありかよ。