生長の家正統派青年のブログ

生長の家青年会一信徒の個人のブログです。正統な宗教法人「生長の家」は1983年に自民党と訣別し、2016年以降は全ての国政選挙で自民党不支持を訴えています。ブログ記事の文責は教団ではなく私個人にあります。

頭注版再発行に必要なのは社会事業団の決断です

 現在、生長の家の代表的な聖典である『生命の実相』(複数の版あり 頭注版は全40巻)や『真理』(同左 新版は全11巻)が、事実上の発禁処分となっています。

 理由は、生長の家関連団体である生長の家社会事業団(以下、社会事業団)が『生命の実相』等の著作権を握っているのですが、社会事業団は自民党日本会議と近く生長の家の布教方針に反対しているため、嫌がらせで出版を認めないのです。

 この件について、安倍信者ビートルズファンのアクエリアン氏がトキ掲示板においてこんな投稿をしていました。

谷口雅宣総裁の考え方ひとつにかかっている (47643)
日時:2022年01月23日 (日) 18時53分
名前:アクエリアン

>>生長の家社会事業団が絶版にした谷口雅春先生聖典一覧(2点)
頭注版 生命の實相
愛蔵版 生命の實相<<

では、この問題の解決のためには、何をすればいいのか。

それは、ズバリ、現教団が、最高裁判所で決定された著作権者に、正当な印税を支払うことに同意し、日本教文社で、頭注版 生命の實相、愛蔵版 生命の實相を刊行すること、これですな。

これでこの問題は一挙に解決でしょう。

谷口雅宣総裁、どうですか、ここはひとつ、一大決断を!!

この問題の本質は、いかにすれば生長の家創始者の教えを広宣流布することができるのか、これですから。

 

 どうもアクエリアン氏は「現教団が、最高裁判所で決定された著作権者に、正当な印税を支払うことに同意し、日本教文社で、頭注版 生命の實相、愛蔵版 生命の實相を刊行すること」でこの問題が解決できると思い込んでいるようですが、同じ安倍信者仲間を無意識に悪者にしたくないため、正確に事実関係を把握できていないようです。

 生長の家が社会事業団に支払わなかったのは、初版革表紙『生命の實相』復刻版の印税だけであり、頭注版等の印税は元から支払っていました

 革表紙復刻版について「印税が払われていないから、出版を拒否する!」と言うのであれば(生長の家と社会事業団間で見解は違うものの)理解できますが、社会事業団は印税が支払われていた頭注版を含む出版を拒否し、且つ自分たち自身も頭注版を出版しないことにより、自身の印税収入を減らしてまで頭注版出版を妨害したのです。

 社会事業団に頭注版出版が物理的に不可能な事情がある訳では、ありません。事実、一時期は電話で特注すれば頭注版もオンデマンド印刷をすると言っていたのですが、それも電話を特注があった場合にしか印刷せず、また現在刊行中の光明思想社『生命の実相』に収録されていない巻だけの販売に留まっていたのです。今ではそのオンデマンド印刷すらもしているか、不明です。

 しかも光明思想社版と頭注版の巻数は対応関係にないため、一体どの巻ならば印刷してくれるか、一切不明な状況でした。

 繰り返しますが、生長の家は頭注版『生命の実相』の印税を社会事業団に支払っていました。なので、もしも「自分たちで頭注版を印刷したい!」というような事情があるのであればともかく、そういう事情が無いのであれば、頭注版の出版を拒否しても社会事業団には1円の利益にもならないのです。

 現に、社会事業団は頭注版を特注でのオンデマンド印刷しかしていないため、一般書店でもインターネットでも頭注版を販売しておらず、販売していない以上、1円の利益にもなりません。

 もしも社会事業団が生長の家に対して頭注版の発行を認めたならば、一般の書店やインターネット上のみならず、生長の家総本山や宇治別格本山、各地の教化部、道場等での売り上げから印税収入が社会事業団に入るのであり、生長の家にとっても社会事業団にとってもお互いが利益になる道であるにもかかわらず、社会事業団は拒否しているのです。

 tapirさんも総裁先生に対して何やら先入観があるのか、アクエリアン氏に同調して次のような投稿をされています。

 (47665)
日時:2022年01月24日 (月) 16時38分
名前:tapir

アクエリアンさまのご投稿に心より賛同いたします。

>それは、ズバリ、現教団が、最高裁判所で決定された著作権者に、正当な印税を支払うことに同意し、日本教文社で、頭注版 生命の實相、愛蔵版 生命の實相を刊行すること、これですな。

これでこの問題は一挙に解決でしょう。

谷口雅宣総裁、どうですか、ここはひとつ、一大決断を!!<

今でも、『生命の實相』の輪読会は、日本全国で、公にあるいは家庭内で私的に行われていて、多くの信徒の心の支えになっています。運動の支えにもなります。

なにとぞ、ご決断を、お願い申し上げます。

 

 総裁先生の決断が問題なのではなく、総裁先生を頂点とする生長の家はこれまでも社会事業団に印税を払ってきたのですから、今問題となっているのは、社会事業団側の決断です。

 どうして自分の収入を減らしてまで生長の家の活動を妨害するのですか?

 どうしても自民党公明党を支持しない生長の家が嫌いで、自民党公明党を支持する仲間たちとだけ活動したいのであれば、自分たちで出版すればいいのにそれもしない。

 大聖師谷口雅春先生から著作権を寄付されたのはその印税収入で社会事業団を運営するためであったはずなのに、自分から印税収入を減らすと言うのは、生長の家憎さに自分で自分の首を絞めていると言う事なのです。

 社会事業団の皆様には冷静に判断していただきたいと考えます。